プラチナ万年筆 創業100周年記念イベント@銀座・伊東屋
2019年2月2日に開催されました「プラチナ万年筆 創業100周年記念イベント」の「銀座・伊東屋 ワークショップ&トークショー」のイベントレポートです。
銀座・伊東屋B1会場 プラチナ万年筆さま創業100周年記念イベントにてワークショップとトークショーをさせていただきました。
ワークショップは満席、トークショーにはワークショップに出席したみなさまに加えて、万年筆ラクガキ部の方々も多くみられました。
この日のワークショップのテーマはミクサブルインクを使用した「面と混色」の万年筆ラクガキ。
このプログラムは本イベントが初めて。
ギリギリまで内容の精査で悪戦苦闘したものでして、参加者の皆様にどのように受け入れて貰えるかドキドキしておりました。
ふたを開けてみれば僕がミクサブルインクを使用したときに受けた感動を皆様も感じてくださったように思います。特に混色時の発色、ディスプレイ越しでは伝わらないのと、自分でその色の変化を確認いただく体験はワークショップならではの面白さですよね。
馴染みの方々も多くて、リアクションも含めて色々と沢山のフォローをしていただいた上でのワークショップではありましたが、僕自身も多くの発見があったイベントでした。
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そして、トークショー。プラチナ万年筆社 インク開発ご担当者 瀬川裕之さんとの対談でした。瀬川さんとはこの日初対面。「口べたの職人肌」との前情報で臨んだトークでしたが、お話を進めていくうちにインク作りへのこだわりや、情熱がガッツリと響いてくる熱い内容をお聞きすることができました。
ミクサブルインクが基本9色になったお話。薄め液の正体。クラシックインクの仕組み。これから作っていきたいインク。あこがれのインク。カーボンインクの超微粒子のサイズとは???など、終盤は会場を大きな笑いに巻き込む内容にまで発展し、時間もやや延長気味でお客様からの質問も多数いただきました。演出抜きで僕自身も楽しませていただきました。
「この道具はどんなことを考えて作られたのだろう」と考えながら万年筆やインクを使っています。今回は愛用しているプラチナ万年筆社さんの道具達を、ユーザー側から深めていったワークショップと、開発者さん側からみた内容のトークショーとなり、道具の表と裏、双方の魅力を体験することができた貴重な一日でした。
こんな機会をくださったプラチナ万年筆のみなさま、どうもありがとうございました。そして改めまして、創業100周年おめでとうございます。
イベントを支えてくださった銀座・伊東屋スタッフのみなさま、プラチナ万年筆社スタッフのみなさま、ゲストの瀬川さま、企画のアドバイスを細かくしてくださった神戸派計画のみなさま、ありがとうございました。準備・撮影・片付け、全てきめ細やかな対応をしてくれたアシスタントの花田さん、とても助かりました。ありがとうございます。
そして、ワークショップ、トークショーとご参加いただいたみなさま。温かく優しいご対応、それと心から本イベントを楽しんでくださいまして、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!!
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