第18回 世界の万年筆祭@日本橋三越

2017年3月18日に開催されました「第18回 世界の万年筆祭@日本橋三越」神戸派計画さんの時間枠で開催したワークショップ「サトウヒロシの万年筆ラクガキ体験」のイベントレポートです。

おかげさまで、午前の部・午後の部ともになんと満席御礼!フルで20名様にご参加いただきまして大変賑やかなワークショップとなりました。ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。


まぁ、こうしたイベントにはつきものなのですけどね、開始時間10分前の段階でプロジェクターに映像が映らない、パワーポイントがフリーズするなどベッタベタなトラブルに内心激しく焦ったりしていたのですが、リピーターの方や普段からTwitterをフォローして頂いている方々にも多くご参加していただいていたこともあり、暖かい空気の中でイベントを進めることができました。とても助かりましたよ…毎度心臓に悪いんです。

内容は、日頃絵に余り接点のない方々でも楽しめるものを心がけました。そう、デッサン力などまるで必要ないやつです。

「線を描きましょう」

「曲線を描きましょう」

「丸を描きましょう」

「三角を描きましょう」

「四角を描きましょう」

「じゃあ、それらを組み合わせて云々…」

という具合に順番にテンポよく描いていくんですけどね、もう、中盤戦を過ぎると皆様勝手に自由に上手なヤツを描き始めちゃってるようなノリなんですよ。見ているこちらの方が楽しくなってしまいます。

それもこれも、万年筆インクそのものが表現の魅力をもともと持っているからなんですね。ぼかしたときの快楽、少しは皆様に感じていただけたかなぁ。

百貨店でワークショップイベントをやるのは始めてでしたし、こんなオープンスペースでしゃべるのも初めてでした。通りすがりの方々にも声は聞こえるわ、中は丸見えだわっていうので、開き直るまでのはじめの5分くらいはがっちがちに緊張してたんです。そしてはじめの「笑い」を取れるまでは随分と時間を長く感じました(笑)

終わってみれば沢山皆様ともお話しできましたし、終始笑いの絶えない和やかなワークショップとなりまして、それもこれも本当に参加者さまに恵まれたのだなぁと思います。僕も楽しかったです。ありがとうございました。

ちなみに、時間の都合で今回のワークショップ課題は「基本編」のみの実演となりましたが、「応用編(配付資料の右側のモチーフ)」は翌日生配信した「サトウヒロシの万年筆ラクガキ実況中継」にて解説付きで作画配信をしています。もしご興味がありましたら録画をご覧下さいませ。

あとまだ正式発表ではありませんが、今回のイベントは関係者の皆さまよりとても良い評価をいただけたと聞いたので、近いうちにまたやらせていただけることになりそうです。今回ご参加いただけなかった方も次回は是非ご参加くださいませ。手前味噌ですけれど、このワークショップ、超楽しいですよ。そう、みんなでお絵描きって楽しいですよね。

最後になりましたが、今回イベントに際してペンとインクを提供くださったパイロット社さま、プラチナ万年筆さま。イベント枠をご用意くださった神戸派計画さま、会場の設営から集客まで事細かく準備をしてくださった日本橋三越の皆さまに、心から御礼申し上げます。そしてなにより、ご参加くださった皆様。ありがとうございました。

また、お会いしましょう!!!



<第18回 世界の万年筆祭>

サトウヒロシの万年筆ラクガキ帳

万年筆画家サトウヒロシの「万年筆ラクガキ」にテーマをしぼったサイトです。 作画工程やラクガキ企画、ワークショップのご案内など本テーマに関わる色んな記事を提供します。

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